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【節約】いまさら聞けない!?格安SIMはなぜ安い?オススメ業者も含めて解説

格安SIM使ってますか?格安SIMは月々のスマホ代をグッと安くできるので非常に魅力的。

 

ここ数年でdocomo、au、softbankの3大キャリア以外の格安SIMでスマホの契約をされる方が増えています。

 

でもまだ大手キャリアを使っている方も少なくありません。そもそも格安SIMが何なのか、知らないところは不安があると言う方も多いのではないでしょうか。

 

今回は身近になってきた格安SIMとはいったい何なのかについて解説していきます。

 

格安SIMって一体なに?

格安SIM

まずは格安SIMの不安を払拭するためにSIMの解説をして、その後格安SIMについてお伝えします。

SIMとは?

そもそもSIMが何か知らない方も多いのでは?SIMとは正しくはSIMカードと呼ばれるもので、「Subscriber Identity Module Card」の略になります。

 

SIMカードには契約情報や契約者の固有番号などが登録されています。

 

このSIMカードをスマホの本体に差し込むことで、契約したキャリアで通信ができるようになります。

 

ちなみにSIMカードは大手キャリアの場合、原則端末を購入した会社のSIMカードしか利用できない「SIMロック」と呼ばれる機能が以前は掛かっていました。(最近では制限はなくなって解除されています)

 

SIMロックは手持ちの端末に他社のSIMカードを刺しこんでも利用できないことを指します。

 

このSIMロックなどが、容易なキャリアの乗り換えを制限していた1つの要因でもあります。ですがSIMロックの制限がなくなったことで、気軽に他社に乗り換えできるようになったので基本料金が安い格安SIMが普及してきました。

 

なおSIMカードにはサイズがあります。現在はほとんどがnanoSIMと言われる小さなサイズのSIMカードが利用されています。簡単に抜き差しできるので手間はそうかかりません。

 

また「eSIM」と呼ばれるSIMも登場しており、カードを差し込まずに本体にあらかじめ埋め込まれているものもあります。

 

格安SIMとは?

SIMカードを利用したサービスを、大手キャリアよりもグッと安く利用できるものを、格安SIMと呼んでいます。

 

これらのサービスを安く提供している企業はMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信業者)と呼ばれており、MVNOと格安SIMはほとんど同じ意味で使用されているので、同じと考えて差し支えありません。

 

MVNOの事業者は「自社で通信回線を持たずに、他社から回線を借りてサービスを提供」しています。

 

このMVNOサービスの契約数は現在、MM総研の調査によると2022年3月末時点で1,259.4万回線となっており、2023年には1,410万回線になると予想されています。

(出典)株式会社MM総研 「独自サービス型SIM市場は回復基調に転じる見込み 」

 

(画像元)株式会社「独自サービス型SIMの市場規模」

 

格安SIMが格安な理由

1.設備投資・管理が不要

基地局

MVNOの事業者は回線を借りてサービスを提供するので、「設備投資」や「設備の管理」などを行わずに済んでいます。設備投資や管理には莫大なお金がかかります。

 

楽天は当初、第4のキャリアとして2019年10月から参入予定でしたが、基地局アンテナの設置が遅れていたことから参入が遅れたと言われています。また現在も楽天モバイルは基地局整備やKDDIへのローミング料の支払いによって巨額の赤字を計上しています。

 

こうした大きな会社でもこういった状況なので、設備を設置・管理するのは容易ではないことが想像できるかと思います。

 

その点、設備投資や管理が不要なMVNOの事業者は余計な経費がかからず安くサービスを提供できる仕組みになっています。

 

デメリットとしては通信速度が、MVNOによって左右されることもあるで注意が必要です。

 

2.実店舗をほとんどもたない

店舗

例えば、あなたのお住まいの地域にauの店舗はいくつありますか?ショッピングモール内などの店舗も合わせると相当な数があるはずです。

 

一方でmineoやIIJmioといった格安SIMの店舗はいくつあるでしょう?あまりお目にかからないのではないでしょうか?

 

格安SIMシェア第2位のOCNモバイルONEは再編によりドコモ傘下になり、ショップでも契約できるようになりましたが、大抵の格安SIM業者はオンラインで契約するのが一般的で、ショッピングモール内やカメラのキタムラで契約することもできます。

 

つまり路面店舗を構えていないのでコストが安くなっているのです。またオンラインであれば人件費も多くはかかりません。

 

つまり格安SIMは格安でサービスを提供するために、そういった部分のコストを抑えているので、安くできるという仕組みがあるので安く済んでいるのです。

 

安く提供できる代わりに、ある程度の問題はご自身で解決しなければならないといったデメリットもありますが、サポートセンターに連絡することでしっかりと対応してくれます。

 

3.自分に合ったサービスを選択できる

口コミ

MVNOの事業者は現在に多く存在するため、価格競争が起こっているのも1つ挙げられますが、それぞれに色々な特徴があり「SNSし放題」「動画見放題」などのオプションも設定可能となっています。

 

契約する際もデータ通信料の段階が大手キャリアよりも細かく設定されている場合もあり、自分の現在の使用状況にあった格安SIMと契約することができます。

 

つまり選択肢の幅が広いため、自分にあった最安のプランを探しやすいということになります。

 

メリット・デメリット

メリットデメリット

格安SIMについて少しわかってきたところで、メリット・デメリットをまとめてみましょう。

メリット

  • 月々の支払いが安くなる
  • 格安SIM業者ごとに、独自のサービスがある
  • インターネットのプロバイダと同じ業者なら、さらに割引が適応される
  • 最低利用期間が短い

 

デメリット

  • 自分で初期設定を行う必要がある
  • キャリアメールが使用できない
  • レジットカード決済がほとんど
  • 店舗がない場合もあり、サポート面に不安がある
  • デザリングが使用できない(一部)
  • 家族割(家族間通話含む)がない
  • 通信速度が大手キャリアよりも遅いことがある

 

メリットよりもデメリットが多いように思えますが、家族で出来る人に交換を頼んだり、チャット形式で問い合わせすることも出来るのでデメリットよりも、メリットの方が上回っているのでまだ格安SIMを体験したことのない人はぜひサブ回線として一度利用さえることをオススメします。

 

オススメの格安SIM業者

最後におすすめの格安SIM業者をお伝えしたいと思います。これから契約を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

 

1.OCNモバイルONE

OCNモバイル

(画像元)OCNモバイルONE

 

OCNモバイルONEは私もサブ回線と事業用回線の2つで利用している優秀な格安SIM業者です。docomo回線通信品質 3期連続・総合1位評価獲得を獲得しており、実質ドコモのサブブランドといってもいいでしょう。

 

音声通話機能付きSIMが月額基本料550円(税込)からご利用可能なので、私は事業用のSIMはこちらを利用しています。

 

これから起業して事業を始める方で回線契約を考えている人は一度利用してみるといいかと思います。基本的に受けるだけであれば月々の料金はとても安く抑えられます。

 

またOCN 光サービスとセットで利用することで、月額利用料が毎月200円(税込220円)割引になるのもありがたい。個人で利用する分は3GB/月コースを契約していますが、990円から220円引かれるので月700円台で3GBのスマホを持つことができます。

 

ただし550円のプランは200円引きがないのが残念ですが、通話10分がついて550円なので全く気になりません。それくらいオススメの格安SIM業者です。

 

追加利用料なしで利用できる「MUSICカウントフリー」は通信量を消費せずに音楽が聴けるサービスで、Amazon Primeの契約でついてくるAmazon musicで音楽を聴くのにはとてもありがたいですよ。

 

あとOCNモバイルはスマホとセットで回線を契約するのがとてもオススメです。

OCNモバイル iPhone

(画像元)OCNモバイルONE

iPhoneの取り扱いもあり、かつ他の事業者よりも安く購入できることが多いです。

 

そのため度々売り切れになっているので、定期的にHPを除いて在庫があれば即契約することをオススメいたします。

 

2.mineoo

マイネオ

(画像元)mineo

mineo(マイネオ)はお金のYouTubeでは大人気の両学長が「リベラルアーツ大学」でも紹介していることで有名な格安SIM業者になります。

 

私も現在povoを別事業用の回線で使用していますが、mineo(マイネオ)への乗り換えを検討しています。

 

理由は簡単。マイそくスタンダードを使用したいから。だって最大1.5Mbpsを990円で24時間使い放題できるなって魅力的じゃないですか!昼間の制限はありますけど。。

 

制限がある点についてはOCNモバイルONEとのセットで利用してもいいかなと個人的には考えています。

 

マイネオは毎回多くのキャンペーンを実施しています。現在実施中のキャンペーンはこちら。

マイピタ割

5/31までデュアルタイプ(音声通話+データ通信)を申し込むことで、月額基本料金から3カ月間1,188円引きされるので、1GBコースなら月額110円で利用できるという大盤振る舞い。

端末大特価セール 

また3/31までは他社からの乗り換え(MNP)での新規申し込みと同時に、対象端末を一括払いで購入すると端末価格が最大15,400円引きされるイベントも実施されています。

マイネオパケ放題PLUS

(画像元)mineo

今ならマイそくスタンダードの1GBのプランにパケット放題PLUSを追加するのもありですね。割引期間中に申し込めば24時間使い放題を3カ月間500円以下で利用できるのですから。

 

最大通信速度1.5Mbpsの節約モードで使い放題になるのは最大の魅力的なので、いろいろ組み合わせで悩みそうです。

 

ともかく3月中には私も乗り換えようと私も検討します。

 

おわりに

いかがでしたか?

 

格安SIM(MVNO)は非常に安くサービスを提供しているので、スマホ代を節約したいと考えている方にはオススメです。

 

ただし3大キャリアを利用中でも現在は使用状況により比較的安くサービスを受けることができる場合もあるため、まずはプランの見直すようにしましょう。

 

それから格安SIMを契約する前にはメリット・デメリットがあるので、しっかりと検討してから契約するようにしてくださいね。

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