家計管理

【家計管理】貯金を増やそう!無理なく食費を抑える5つの方法

贅沢していないのに、毎月の食費が高くなっていることはありませんか?

 

家計の支出で多くなりやすい1つに食費があります。どうしたら、食費を抑えられるのか頭を悩ませたこともあるのではないでしょうか。

 

今回は、家計の中でも変動が大きい食費について買い物、料理を担当しているカネうさが解説していきます。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 月々の食費を何とか抑えたい方
  • 食費を減らす方法が知りたい方
  • 貯蓄を増やすためにどこを削ったらいいかお悩みの方

 

家計における食費の割合

食費の家計における割合をご存知でしょうか?

 

家計における食費割合は「15%以内」に抑えるのが理想です。

 

総務省の家計調査報告によると、2018年の実収入が492,594なのに対し、平均の食費は79,348となっています。

(出典)総務省 家計調査報告 https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr-y.pdf#page=17

 

実収入が49万円というのは、手取りで42万円程度の家庭になります。

 

実収入における食費の割合を計算すると約16%となり、手取りで計算すると約19%となります。しかしボーナス等も考慮すると、毎月の食費は15%程度に抑えるべきです。

 

もちろんボーナス時に贅沢をするくらいは問題ありませんが、その分毎月の食費をコントロールすることは必ず行うべきです。

 

我が家は夫婦2人、7歳、5歳の男児2名の計4名で15%に基本的には収まっています。(お祝い事を除けば)

 

食費は工夫次第で抑えることができますので、ここからは毎日食事をつくる主夫の私が食費を節約する方法をお伝えします。

 

食費を抑える5つの方法

食費を抑えるのにみなさんはどういった方法をとられているでしょうか?私が食費を抑えるために心がけている方法は以下のになります。

1.まとめ買いをする

買い物

最初にお伝えする方法は「まとめ買い」ということです。

 

まとめ買いは一度に多く買うために、頻繁に買い物に出る機会が減ります。

 

特売日に買いに行くという点も重要かもしれませんが、頻繁に買い物に外出される方は「ついで買い」をしてしまいやすい傾向にあります。このついで買いをしてしまう心理を「テンション・リダクション効果」といいます。

 

少し難しい話ですが、テンション・リダクション効果は「緊張していた状態から開放されたときに気が緩んでしまう」というものです。

 

つまり購入しなければならないものを購入した後に気が緩み、余計なものを買ってしまう状態です。

 

ですから買い物に行く日を決めて、出来るだけ買い物に出る機会を減らしましょう。足りないものがあった場合は、代用品を使ったりメニューを途中で変更するなど、お金を使うより知恵を使って乗り切りましょう。

 

2.冷凍保存を徹上手に利用する

まとめ買いをするとどうしても場所をとりますし、賞味期限などが近いと食べきれないことが考えられます。みなさんも一度は消費期限が過ぎて捨ててしまった経験があるのではないでしょうか?

 

そこで、利用していただきたいのが冷凍保存を最大限に活用する方法です。

肉類

肉

私は肉類は買ったまま保存していますが、使う分だけラップで包み、ジップロックなどに保存するのもいいでしょう。

 

面倒だと思うなら、買ったままのトレーごと冷凍するでもOKです。

 

利用する時は、鶏モモ肉などは厚みがあるため、「前日の夜」から解凍しておくことをお勧めします。薄めのお肉であれば「当日の朝」に解凍するといいでしょう。

 

なお、解凍する方法は必ず冷蔵庫で行いましょう。常温で解凍する自然解凍は、細菌が繁殖しやすいと言われています。

 

とくに室温が20付近では危険な状態です。しっかりと熱を通すことで防ぐことはできますが、嘔吐などのリスクを考えるとオススメできません。 

 

魚類

魚

魚は塩サバの冷凍ものなどはそのまま冷凍しても味に大きな変化はありません。

 

一方、ブリなどの切り身は

  1. 酒や塩を利用して下処理をする
  2. キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
  3. ラップで包みジップロックで密封し冷凍する

 

以上のような流れで保存すると、そのまま冷凍して解凍したものを利用するのに比べて、臭いや味、ふっくら具合が全然違います。

 

ちなみに下味をつけてから冷凍するのもオススメです。忙しい時はそのまま冷凍して焼くだけで洗い物も少なく楽チンです。

 

野菜類

野菜根菜類などの野菜類は、カットして小分けにしてから冷凍しましょう。小さめでチャック付の透明な袋に味噌汁の具材をまとめて入れておくととても時短になります。

 

我が家ではジップロックお手軽バッグS100枚入りを使用しています。価格も100円ショップと変わらないのに、しっかりしているのでオススメです。

 

なお小分けぜずにジップロックなどの袋にまとめてしまうと、一緒に固まってしまうので非常に使いづらくなります。

 

また野菜については冷凍に向かないものもあります。特に水分量の多いレタスやトマトは冷凍には向きません。

 

例えば、トマトであれば加熱した後のものを冷凍する方がいいでしょう。

 

また青菜などの小松菜やほうれん草などは茹でてから、冷凍すると非常に使いやすくなります。

 

なお、野菜は解凍すると水分とともに栄養分が抜け出てしまうため、凍ったまま味噌汁の具材など直接加熱して利用するなどの方がよいでしょう。

 

3.外食は月1回まで

消費税増税による影響もありますが、基本的に外食はお金がかかります。

 

総務省統計局の調査によると、H28年からH30年における年間の外食費用は平均して169,428円となっています。

(出典)総務省統計局  https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html

つまり、月平均して14,119円になります。月にこれだけの金額を外食で利用していることを考えると、いかに外食が食費に影響を与えているかお分かりになると思います。

 

ちなみに、最も外食費が高かったのは東京都区部で247,939円となっています。月に2万ほど外食で利用していることになるので、家計を守る身としては恐ろしいですね。

 

もちろん全く外食をしない方が良いというのではなく、月1回のご褒美程度に考えておく方が良いのではないでしょうか。

 

4.お弁当を持っていく

お弁当

外食と重なる点が多いですが、お昼のランチは外食で済ませるよりもお弁当を持っていきましょう。お弁当は1食分が安いので、非常に節約になります。

 

上司や同僚とランチに行くのもいいですが、家計や健康管理のためにお弁当持参をオススメします。

 

お弁当を作る手間はありますが、晩御飯をお弁当に持っていける品にしたり冷凍食品を有効活用するといいでしょう。

 

現在の冷凍食品は非常に出来が良く、カップ野菜なども添えればバランスも良くなります。ただし冷凍食品は揚げ物類が多いので、お弁当に詰める食材には注意しましょう。

 

5.家計簿で食費をチェックする

家計簿

家計簿は非常に面倒だと思われる方も多いですが、私は結婚してから14年間ずっと家計簿をつけています。

 

家計簿を見ると一目でお金の流れが分かりますし、無駄も省きやすくなります。

 

これは食費も同じです。とにかく「見える化」することが肝心です。

 

エクセルなどパソコンでつけると、食費の割合なども自動で計算してくれる無料のエクセルファイルを配布しているサイトもあります。

 

最近ではレシートの写真を撮って管理する「マネーフォワードMEなどのアプリなども普及してきましたので、ぜひ活用してまずは1か月の食費を把握するようにしましょう。

 

私も銀行口座を紐づけて管理しているので、資産状況が目に見えるのでとても便利です。

 

まとめ

いかがでしたか。

食費を抑える方法としては、

1.まとめ買い
2.冷凍保存を最大限活用する
3.外食は月に1回
4.お弁当を持っていく
5.家計簿をつけて見える化する

この5点が重要になります。これらすべて実践すると、確実に食費は15%以内に納まるはずです。

 

そのためにはまず支出を知ることが重要です。簡単なものでもいいのでまずは家計簿をつけてお金を見える化しましょう。

 

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