【ライフ】悩みはみんな同じ！30代男性の悩みを考える

30代はとにかく悩みが増える時期です。

20代までは大学を卒業して、会社に入職。そして仕事に没頭していれば良かったかもしれません。しかし30代では子育て、マイホーム購入など多くのライフイベントが起こります。

30代の悩みについては私がKindleで出版した本にも記載していますが、今回は仕事も家庭もいろいろな悩みが増えてくる30代男性が何に悩んでいるのかをお伝えしています。

私も同じく30代でかなり悩んで独立・起業していますので、参考になれば幸いです。

「あなたの悩みはみんなの悩み」

誰かが経験している悩みなら、かならず解決する方法がすでにあるはずです。まずは30代の男性がどんな悩みを持っているのか確認していきましょう。

悩み①：仕事に関する悩み

今の仕事を続けられるのか？

今の仕事を続けていいのだろうか。また続けられるのだろうかといった不安があるかも多いようです。

20代の頃と比べると疲れやすくなっていたり、肉体的な労働がキツいと悩んでいる人も少なくありません。

肉体労働ではなく管理職になれるのかどうなのか、つまり昇進できるかも今の仕事を続けるべきどうかで迷う1つになっています。ただ責任も伴うので迷ってしまうのです。

また最近ではAIにとって変わられる仕事ランキングが気になっている人もいます。公務員の人ですらDXが進むと人材はそれほど必要なくなると言われていますから、戦々恐々としている友人もいます。

さらに今の仕事を続けたところで、収入の天井が見えてしまっているので、独立する人も私の周りにもいらっしゃいます。そんな周りに私も感化されてフリーランスとなりました。

将来的に体がついていくのか、この仕事に未来があるのか。そんな点を気にされて悩んでいる方が多いようです。

本当にやりたい仕事なのかわからない

30代ともなれば、社会人経験が10年を超えてくるので、今の仕事にも慣れてきているでしょう。

ただし毎日同じことの繰り返しで、楽しいと思えない仕事をしていると「本当にこの仕事でよかったのか？」そう考え始めるようになります。

私の同級生も公務員をしておりましたが、楽しくないと全く別のベンチャー企業に転職した30代がいます。向いている向いていないがあるので、新しいことにチャレンジするのは大切でしょう。

実際転職の割合としては20代後半が多い傾向ですが、30代も年々増加しています。

dodaの転職成功者の年齢割合を見ると、2021年の30代の転職成功者は35.8％となっています。

（出所）コロナでどう変わった？ 転職成功者の平均年齢調査【最新版】より作図

３割以上の方が転職をしていると考えると、今の仕事が合っているのか悩んでいる人は多いと言えるでしょう。

相談相手がいない

仕事の悩みを打ち明ける相手がいないのは辛いですよね。

仕事の悩みを家庭に持ち帰りたくないと考えている男性は多く、家庭は「家族と触れ合う場所」であって仕事の話をする場所ではないと考えているようです。

家に帰って相談できないとなると、職場の上司に相談したいところですが、信頼できる上司がいないと感じている人も少なくありません。

こんな上司だと報連相をする程度しか関わりがなく、特に相談しづらいですよね。

30代の最も気になる傷病は”うつ病やその他こころの病気”と厚生労働省の年代別・世代別の課題資料で明かされています。

（出所）厚生労働省 年代別・世代別の課題(その2)

こちらの症状に当てはまっていないかも、自分のカラダと照らし合わせてみましょう。

（出所）厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 総合サイト

相談相手がいないのは心の病に陥る危険があるため、相談できる人がいないのなら、かかりつけ医をもつことも良い選択です。

悩み②：お金に関する悩み

給料が上がらない

30代は結婚、出産、マイホーム購入などお金がとてもかかる時期です。

ですが給料は20代の頃から一方に上がらない。。。そんな感覚をお持ちの方も多いはず。

それもそのはず。日本人の今の給料は90年代より下がっており、2000年代に入ってからはほぼ横ばいの状態です。

もちろん給料の高い仕事もありますが、賃金の上昇率は日本はとても低いのです。

それにはいくつ理由があります。

日本は年功序列や終身雇用が一般的であったことからも、若い人の給与が上がらない原因と言えます。

投資は怖い

資本主義社会で生きている以上、資本家が儲かるように社会はできています。

「金持ち父さん貧乏父さん」の著書が有名ですが、お金持ちになりたければ「ビジネスオーナー」や「投資家」側に回るしかありません。

日本の就業者は2021年時点で60.4％となっており、労働力人口と言われる15歳〜64歳に至っては77.7％が就業者となっています。

（出所）総務省統計局 労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果の要約

つまり図の「E」に属する人がほとんどなのです。

最近は老後資金が不足することが嘆かれており、資産運用をするように勧められています。

国も「iDeCo」や「つみたてNISA」から国民の投資への関心を高めようとしています。

ですが投資について学校で習っていないためか、日本人は投資＝ギャンブルのイメージが強く「怖い」といった感情を持っています。

老後資金をどうにかしないといけないと分かっていても、投資が怖くて手を出せないといった悩みを抱えている人身近にいませんか？

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さんアメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

著者：ロバート・キヨサキ

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悩み③：家庭に関する悩み

自分の時間がない

子供が生まれると、自分の時間というのは少なくなります。

これまで趣味に費やしていた時間を子どもと過ごすために使いことになります。

また共働きであれば家事を手伝うことも当然あるでしょう。

家庭を築くことは幸せの代償として自分の時間を差し出しているといっても良いかもしれません。

子育てをどうしたらいいのか

子どもを育てるとき、親は子どものためと思って接することでしょう。

しかし夫婦それぞれが毎回同じ意見であることはありえません。子どもの教育のことで衝突することもあります。

また子どもの態度や発言にイライラすることもよくあります。

イヤイヤ期や反抗期が訪れると、子どもに暴言を吐いたり当たってしまうこともあり、子育てで悩むケースも少なくないでしょう。

夫婦・親族との関係

家での夫婦の会話が少ないという悩みもよくあります。夫婦の悩みを相談できる場所があればいいですが、友達に話しても愚痴になって解決に至ることはありません。

家に帰るといつも一緒にいるからこそ、恋人関係の際の新鮮さが薄れ、疲れてしまう方もいるようです。

育った環境が違うことから、妻や夫の両親との付き合いがうまくいっていないケースもあります。

結婚してから旦那の両親に顔を見に行ったことがない人が私の身近にいます。お姑さんの小言がどうしても嫌で、顔も見たくないと言っていました。

30代になると大人な対応が求められることもあり、夫婦・親戚関係の悩みはより複雑になるのでしょう。

悩み④：健康に関する悩み

薄毛が気になる

男性の場合、30代になると薄毛が気に始めケアされている人も多い。

20代はフサフサだったのに、30代になるとおでこが広くなっている友人身近にいませんか。

薄毛の悩みはなかなか言い出しにくいですし、仕事での第一印象にも影響を与えてしまいます。

薄毛に対するAGAの広告もよく目にするようになったことからも、それだけ悩んでいる方が多いのでしょう。

メタボリックシンドローム

いわゆる「メタボ」です。

20代までは痩せていたのに、30代になるとお腹が出始めた経験をされる方もいらっしゃいます。

基礎代謝は10代後半〜20代前半でピークを迎えるので、それ以降徐々に低下します。

（参考）厚生労働省 e-ヘルスネット 加齢とエネルギー代謝

30代は仕事と家庭の両立で、運動する機会が減少することもメタボには関係しています。

メタボをなんとかしたいなら、運動・食事に気をつけるべきですね。

まとめ

仕事・お金・人間関係・健康は特に多い人間の悩みと言われています。

つまり周りの人も経験があるということです。

すでに経験したことのある人に相談できる環境や、書籍を読んで解決策をみつけられるようになるといいですね。

なお時間もお金もなんとかしたい！と考える方はこちらの記事も参考にしてみてください。